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再生可能エネルギーの固定価格買取制度(いわゆる「FIT制度」)は、補助金による導入支援、RPS制度(2003年~)、太陽光の余剰電力買取制度(2009年~2012年)の後を受けて、2012年7月に「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(以下「FIT法」という。)」に基づいて創設されました。
固定価格買取制度は、①再生可能エネルギーの発電事業者に対して固定価格での長期買取を保証することによって事業収益の予見可能性を高め、参入リスクを低減させることで新たな再生可能エネルギー市場を創出し、さらに、②市場拡大に伴うコスト低減(スケールメリット、習熟効果)を図り、再生可能エネルギーの中期的な自立を促すことを目的とした制度です。
制度創設以来3年間で対象となる再生可能エネルギーの導入量が概ね倍増するといった成果を挙げてきています。
参考資料:「再生可能エネルギーの導入促進に係る制度改革について」 出展:資源エネルギー庁
昨年7月に策定された「長期エネルギー需給見通し」(「エネルギーミックス」)では、2030年度において再生可能エネルギーが電源構成の22-24%を占めるとの見通しを示しており、この達成に向け、固定価格買取制度には引き続き重要な役割が期待されています。
一方で、固定価格買取制度では、電気事業者が再生可能エネルギー由来の電気の買取に要した費用について、賦課金として電気料金に上乗せする形で国民が負担することになっています。2015年度においては、賦課金の単価は1kWh当たり1.58円、合計約1兆3,200億円となり、標準家庭(一か月300kWh程度の電力使用量を想定)では、月額約474円の負担となります。また、2016年度の調達価格等を踏まえ、2016年度の賦課金の単価は1kWh当たり2.25円と決定され、合計で約1兆8,028億円、標準家庭(一か月300kWh程度の電力使用量を想定)では月額約675円の負担となりました。
2016年7月1日で現行の固定価格買取制度は5年目を迎えました。そこで従来の制度内容、太陽光発電システム費用、年度ごとの予測シミュレーション(*)と実際の売電金額を以下にまとめました。
<*弊社シミュレーションの内容>
太陽光設置容量:10kW、方位:真南、勾配角度:15°、パワコン変換効率:97%、モジュール劣化率:96%、年間日照量:1,042kWh(横浜)、1年目の予測発電量:9,654kWh
・パワコン変換効率:モジュールで発電した直流電流を交流電流に変換した際の変換ロスです。
・モジュール劣化率:発電モジュールの経年劣化率です。劣化率を20年で均等割りしています。
2012年7月1日から2013年3月31日という9ヶ月の間に、住宅用太陽光(10kW未満余剰)は141.5万kW、非住宅用太陽光(10kW以上全量)は1605.2万kWの設備認定が申請されました。当時は太陽光発電システムのkW単価も高いため、買取価格はそれぞれ42円/kW、40円+税/kWです。太陽光発電の売電収益で住宅ローンを返済するという商品を販売するハウスメーカーも登場しました。
これを境に再生可能エネルギーの普及が進みますが、高い売電権利だけを保持してシステム単価が下がるまで施工を開始しないという塩漬け未稼働案件が増えていく要因でもありました。
翌年の2014年4月1日から消費税が5%から8%に増税することもあり、非住宅用太陽光の申し込みが3724.9万kWと前年度の2倍以上となりました。
記憶に新しい九電ショックが起きた年度です。下記のグラフを見て分かる通り、設備認定量と運転開始量が大幅に乖離しています。
参考資料:「太陽光発電の導入状況等について」 出展:資源エネルギー庁
2015年においては、4月から11月末までに660.8万kWの再生可能エネルギー発電設備が運転を開始し、固定価格買取制度開始(2012年7月)以降の累積で2,536.5kWとなりました。これは固定価格買取制度の開始前と比較して約125%増加しており、固定価格買取制度は再生可能エネルギーの推進の原動力となっています。
毎年の買取価格改定は、太陽光発電設備のシステム費用の下落傾向を基にしています。
固定価格買取制度が始まった当初(平成24年度)は太陽光発電設備のシステム費用平均額は46.8万円/kWでしたが、今は35.3万円/kWと10万円以上安くなっています。
太陽光発電設備の予算が500万円だとすると、平成24年当時は10.68kWしか載せられないのに対して、今なら14.16kWの搭載が可能です。買取価格は40円から24円に減少(40%減少)していますが、搭載量は10.68kWから14.16kWに増加(32.5%増加)しています。
単に費用が下がっただけでなく、長寿命・高効率といった改良がされているため、現在普及している太陽光発電システムは制度開始直後よりも優れた製品になっています。
屋根や土地に太陽光を設置しなければ売電収益は0円、むしろ毎月の再エネ賦課金で損をしています。今後は電気料金の値上げも考えられます。
来年度から制度そのものが大幅に変更されるので、太陽光を導入するのは今年がチャンスです。
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「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(通称:FIT法)等の一部を改正する法律」が平成28年5月25日に可決・成立し、6月3日に公布されました。前回の記事でお伝えしましたが、電気料金の中に再生可能エネルギー(再エネ賦課金)の買取費用が含まれています。再生可能エネルギーの導入量が増加していくと、比例するように再エネ賦課金といった負担も増加しています。今回のFIT制度の見直しは、再生可能エネルギーを更に導入して活用すること、国民の負担を軽減すること、この2つを両立するのが目的です。
(1)-1.新認定制度の創設について【確定事項】
再生可能エネルギー発電事業者の事業計画について、系統接続の確保といった実施可能性や内容等を確認し、適切な事業実施が見込まれる場合に経済産業大臣が認定を行う制度を創設します。
新認定制度では電力会社との接続契約の締結が要件の1つになります。一定の猶予期間を設けて、その期間内に電力会社との契約締結ができない場合は、新制度に移行できません。結果的に現行の認定制度で取得した買取価格が失効してしいます。
(1)-2.具体的な流れ【詳細検討中】
①最初に経済産業省が再エネ事業の計画を評価して認定
②「事業認定」を取得した事業者が、電力会社に対し、決められた買取価格・期間での電力購入契約の締結を要求
③「事業認定」の要件は、今後、経済産業省令で具体的に定められることになるが、電力会社との「接続契約の締結」が必須
※工事費の負担金支払いは新認定制度においても、原則として接続契約後1ヶ月以内とします。
参考資料:再生可能エネルギー導入促進関連制度改革小委員会 出展:資源エネルギー庁
(2)-1.買取価格の決定方法の見直しについて【現在検討中】
設備を認定する現行の認定制度から、発電事業自体を認定する新認定制度に移行します。その目的は、設備認定を得ながら稼働しない滞留案件を一掃することです。
新制度において買取価格の決定は認定取得時としていますが、運転開始まで長期間を要する場合、買取価格設定の際に想定したコストと実コストとの乖離が生じます。
参考資料:再生可能エネルギー導入促進関連制度改革小委員会 出展:資源エネルギー庁
省エネルギー・新エネルギー分科会新エネルギー小委員会の資料には、早期の運転開始(実際の発電開始)に向けたインセンティブをFIT制度上設けるといった記載があります。
具体的には一定の合理的な期間内(事業用太陽光では3年、住宅用太陽光で1年)に運転開始することを求め、平成28年8月1日以降に接続契約(工事費負担金契約まで)を締結する案件を対象とするとのことですが、経済産業省からの正式には発表されていません。
現在委員会で出されている案で、運転開始期限を超過した場合の対応は事業用と住宅用で異なります。
(2)-2.事業用太陽光
運開遅延による利益を発生させないよう、期限を過ぎた場合、認定時の価格から買取価格を毎年一定割合(例:年5%)下落させるか、買取期間を短縮させる。系統事由等、個別の事情は考慮しない。
※(買取価格の)入札対象の事業用太陽光については入札参加要件などを定める入札実施指針の議論を経て対応を決定する。
※買取価格の引下げ幅・買取期間の短縮度合い等については、調達価格等算定委員会で議論。
(2)-3.住宅用太陽光
系統事由は発生せず、速やかな運転開始が期待できることから、期限内に運開できない場合は、認定を失効する。
(3)買取義務者の見直し等について【確定事項】
再生可能エネルギー電気の導入拡大と広域での利用を図るため、再生可能エネルギー電気の買取義務者を小売電気事業者から一般送配電事業者に変更します。基本的には一般送配電事業者が買い取った再エネ電気(FIT電気)は卸電力取引市場に出され、市場を介して流通します。ただし、市場経由以外にも、小売電気事業者などに直接、引き渡すというルートも可能とします。
<FIT電源の電気の流れ>【詳細検討中】
参考資料:再生可能エネルギー導入促進関連制度改革小委員会 出展:資源エネルギー庁
各家庭が負担しているFITにより生じるコストを抑えるために、FITの価格を決める仕組みを変え、競争を通じたコスト低下を促す「入札制」の適用も可能とする仕組みの導入も検討しています。
(4)賦課金減免制度の見直しについて【確定事項:平成28年10月1日施行】
電気を大量に消費する事業所に適用している「賦課金の減免制度」について、減免の要件と額を見直します。事業所ごとに省エネの取り組みなどを確認して、内容に応じて減免率を設定できるようにします。
参考資料:再生可能エネルギー導入促進関連制度改革小委員会 出展:資源エネルギー庁
減免の金額など具体的な内容は現在検討中です。
新しい認定制度では、改正後のFIT法の施行予定日(平成29年4月1日)までに電力会社と接続契約を締結していない場合、現行のFIT法に基づく認定が失効してしまいます。
高圧発電所の場合は契約締結まで9ヶ月を要するため平成28年6月30日までに接続の申し込みを行えば、平成29年3月31日までに接続契約を締結できるとされています。また、電力会社との系統入札プロセスに入っている場合はプロセス終了から6ヵ月間の猶予期間内に接続契約を締結すれば、現在の認定を改正後のFIT法の下での認定とみなされます。
住宅の場合は年内に電力会社申し込みを行えば、例年通り翌年3月31日までに接続契約を締結できる見通しですが、提出資料に不備があったり、系統に空きがなく期間が延びたりすると、遅れる場合があります。できるだけ早めに申し込みを行いましょう。また、接続契約の定義は電力会社によって異なります。必ず最寄の電力会社の営業所へ確認しましょう。
不安要素だった増税は今回見送られました。これから太陽光発電付の住宅を建てようと考えている方は、確実に今年度の買取価格を適用できるよう早めに住宅メーカーに相談しましょう。
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平成28年3月18日、経済産業省は、今年度(平成28年5月検針分の電気料金から適用)の再生可能エネルギー賦課金(再エネ賦課金)を、1kWh当たり2.25円と発表しました。これは標準家庭(300kWh/月)の場合、月額675円、年額8100円の負担となります。再生可能エネルギー固定買取制度が始まった平成24年度の再エネ賦課金が0.22円/kWhなので比較すると約10倍になっています。
参考資料:再エネ賦課金等の推移について 出展:資源エネルギー庁
この再エネ賦課金は、再生可能エネルギーの普及を推進するためには大いに役立つのですが、企業や家庭等、電気の使用者としての立場から見ると、毎月の電気料金の上昇につながるため、大きな懸念材料にもなっています。
平成28年度は個人や法人が太陽光発電設備を設置すると、10kW以上は24円/kWh、10kW未満の買取価格は東京電力・中部電力・関西電力管内なら31円/kWh、その他電力会社管内なら33円/kWhで買い取ってもらえます。この買い取りのために必要な費用は、電力会社が負担するわけではなく、電気の使用者が、使用量に応じて負担することになっているのはご存知でしたか?
電力会社は毎月通常の電気料金と併せてこの負担金(賦課金)を企業や家庭から回収し、再生可能エネルギーの電力を買い取っています。
再生エネルギーの固定買取制度が始まる前は、余剰電力買取制度の下で太陽光発電促進付加金が回収されていました。システムとしては現在の再エネ賦課金と同じです。
太陽光設備を載せている人も載せていない人も、電力会社(従来の電力会社や新電力会社を問わず)から電気を買っている全ての人が使用量に応じて再エネ賦課金を支払っています。繰り返しますが平成28年度の場合なら、標準家庭(300kWh/月)なら月額675円、年額8100円の負担です。
太陽光設備を載せている人は、太陽光設備で発電した電力を家庭内で使用すれば電力会社から購入する電力量がずっと少なくなります。来年以降さらに電気料金が値上がりしても、購入する量を抑えられれば負担は減ります。一方でアパートやマンション、太陽光設備を載せていない家庭では、自宅で電気を創って使うことが出来ません。住宅ローンはいつか支払いが終わりますが、光熱費はずっと支払い続けるのです。光熱費削減のために節電を心がけても、太陽光設備付き住宅の光熱費と太陽光発電設備なしの住宅を比較すると光熱費の支出差は年々開いていくでしょう。
冒頭で述べた通り、再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が買い取る財源は、再エネ賦課金という名目で全ての電気使用者から回収されています。制度開始当初は42円/kWh(10kW以上は40円/kWh+税)だった買取単価は年々下がっていますが、再生可能エネルギーの発電設備の数は今後も増えていくので、再エネ賦課金は来年も上がると考えられます。
ただし、固定買取制度が始まって間もない2012年に導入された10kW未満の太陽光と10kW以上の太陽光は、それぞれ2022年、2032年には買取期間が終了します。買取対象の再生可能エネルギーが減少していけば、賦課金は下がっていきます。
下のグラフは2013年の環境省の賦課金単価の試算です。ここでは2030年まで固定価格買取制度が継続することを前提にしています。2030年が再エネ賦課金単価のピークになり、その後は買取対象の再生可能エネルギーが減少するため、ずっと下がっています。(「高位」の金額は試算の中で再生エネルギーの導入量が最も多いケースを想定しています)
参考資料:再生可能エネルギーの導入に伴う効果・影響分析 出展:環境省
もっとも2016年の時点で賦課金は2.25円/kWhなので、今後の賦課金の上昇、言い換えると電気料金の上昇は試算よりも高くなりそうです。
これから住宅を購入する方は、もっと先の未来を見据えて太陽光の設置を考えてみてはいかがでしょうか。
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熊本・大分県を震源とした最大震度7を観測する地震が発生しました。
本地震によりお亡くなりなられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、被災された皆様とそのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と元の生活へ戻れるよう心よりお祈り申し上げます。
揺れの大きかった地域(目安として、家屋の倒壊・破損、塀の倒壊、瓦のずれ・落下等のあった地域)は太陽電池モジュールやパワーコンディショナ、ストリングスなどの設備の破損や配線の断線にご注意ください。
※屋根の上に設置されている場合でも、地震の揺れによって配線へ大きな力がかかり部位の破損が起きることがあります。
・太陽光発電システム破壊時の注意事項
(1) 感電の恐れがありますので触れない様にして下さい。
(2) 被害への対処の実施にあたっては、対策のために販売施工事業者様へご連絡ください。
・被害への対処における注意事項
(1) 素手でさわらないこと。
(2) 救助及び復旧作業等で壊れた太陽電池パネルに触れる場合は、乾いた軍手やゴム手袋など 絶縁性 のある手袋をしてください。
(3) 複数の太陽電池パネルがケーブルでつながっている場合は、ケーブルのコネクターを抜く か、切断してください。
可能であれば、太陽電池パネルに光が当たらないようにブルーシートや段ボー ル等などで覆いをするか、裏返しにしてください。
(4) また、可能であれば、ケーブルの切断面の中の銅線がむき出しにならないようにビニール テープ などを巻いてください。
(5) 太陽電池パネルを廃棄場に運ぶ際には、念のため、ガラスを金づちなどで細かく破砕して ください。
なお、太陽電池パネルの構成部材は、以下の通りです。 半強化ガラス(厚み約 3mm)、セル(シリコンの板、10~15cm 角、厚み 0.2~0.4mm、 銀電極、半田、銅箔など)、透明樹脂、白樹脂シート、金属枠(主にアルミ)、配線材、樹脂箱 など。
(6) 夜間や日没後の日射等のない時も、太陽電池パネルはほとんど発電していませんが、作業内容としては、日射のある時の作業と同様にしてください。
参考:「震災で破壊された太陽電池パネルの取扱い上の注意」一般社団法人太陽光発電協会
揺れがそれほど大きくなかった地域は目視等で点検を行ってください。
異常がある場合は上記に準じる対策をおこなってください。
停電時の太陽光発電について
自立運転用コンセントを設置されているお客様でシステムに破損がない場合、停電時に自立運転ができるようになっています。
自立運転をおこなうことで、1.5kWまでの電気製品を使用することができます。※電源が切れると故障する可能性が高い機器はご注意ください。
お手数をおかけいたしますが、下記より設置されたパワーコンディショナの自立運転機能へ切替えをおこなってください。
SMA社製パワーコンディショナの運転切り替え方法
使い方に関しては環境省の下記HPおよび取扱説明書をご覧ください。
太陽光発電の使い方に関するパンフレット
SMAパワーコンディショナ取扱説明書
SIソーラー版取扱説明書
自立運転機能について
※自立運転中に異常を感じたら、すみやかに施工販売工事事業者様へご連絡ください。
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2015年1月26日に再エネ特措法が改正され、太陽光発電の「出力制御ルール」も変更されました。「出力制御ルール」と聞いても大抵の方は分かりません。普段の生活にはなじみのない言葉ですが、北海道電力、東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の地域で太陽光発電システムを導入した人やこれから導入する人達にとっては不安の種になっています。
「出力制御」とは、電力会社が発電設備からの出力をコントロールする制度です。実は発電した電気は貯めておくことが出来ないので、その都度消費しています。使う量(消費)と作る量(発電)を常に一定に保つのも電力会社の大切な役割の一つです。需給バランスを保つことで、安定した電力を供給しています。しかしこのバランスが崩れてしまうと設備への悪影響があるだけでなく、大規模停電が発生する可能性があります。
太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーで発電された電気は、電力会社が買い取っています(FIT制度)。しかし需要と供給のバランスを考えて、電力会社が「出力制御」が必要だと判断した場合、発電事業者はパワーコンディショナからの出力をコントロールして停止したり減らさなければならないのです。このような「出力制御」を行うことで、安定した電力を私たちの元に送り出しています。
出典:資源エネルギー庁「固定価格買取制度の運用見直し等について」
固定買取制度(FIT制度)が開始された平成24年度から、太陽光発電が急激に増加しました。その反面、日射量も多く太陽光発電に適している九州地方では、高い調達価格の権利だけを確保したまま稼動しない案件が多数あります。九州電力は設備認定容量や発電中の設備量のいずれも全国の約4分の1を占めています。そこで平成26年7月末の時点で接続契約申込みが全て接続された場合、再生可能エネルギーの接続量は約1,260万kWに達し、電力の需要と供給のバランスが崩れる可能性が判明しました。九州電力は新規の系統接続の回答を保留にし、この流れは北海道電力、東北電力、四国電力、沖縄電力にも波及して、5つの電力会社管内での新規発電設備の運用は中断となり、お客様も太陽光発電を取り扱う事業者も混乱しました。
再生可能エネルギーの中でも太陽光発電と風力発電は天候によって発電量が決まるので、供給量の調節が出来ません。電気は生活に欠かせないインフラなので、5つの電力会社は安定した電気を届けるために新規の申し込みを中断しましたが、このままでは新しい発電所を作ることが出来ません。そこで再エネ特措法を改正し、出力制御をすることでこの状況を解しました。
出力制御を行うことで、再生エネルギーの接続可能量の枠を増やせるようになったのです。
出力制御の対象は以下の通りです。
出典:資源エネルギー庁「固定価格買取制度の運用見直し等について」
東京電力、中部電力、関西電力管内では50kW未満の発電設備に限り出力制御の対象外です。その他の地域は10kw未満でも出力制御の対象となり、出力制御機器の設置が必要となります。
出力制御は大容量の発電所、いわゆるメガソーラーが最初に適用されます。そこから中規模の発電所、最後に一般家庭の太陽光が適用されます。住宅の屋根に設置した太陽光が出力制御の対象になる可能性は極めて低いと考えられます。
また、JPEAが発表した資料には九州電力管内の家庭用は2021年頃まで住宅用の出力制御はほぼゼロだという試算が掲載されています。
参考資料:JPEA「出力制御シミュレーション」
出力制御ルールが変更後に太陽光発電を設置する発電事業者は電力会社からの求めに応じて「出力制御に必要な機器の設置、及び費用負担その他必要な措置を講じること」が必要となりました。2016年の2月に出力制御の実証事業が終わり、2016年の春以降、各メーカーから出力制御機能付パワーコンディショナが順次販売される見通しです。
出典:太陽光発電協会資料
2016年4月1日から電力小売前面自由化が始まります。テレビCMで「現在の電気料金よりも安くなる」と謳っている新電力会社も多いですが、実際のところ今の電力会社から乗り換えて電気料金が安くなるのでしょうか?それとも今のプランを継続したほうがよいのでしょうか?
例えば所有しているポイントカードのポイントが貯まったり、携帯料金が安くなるといった電気料金以外にもメリットがあれば、新電力会社を選んでも良いかもしれません。一人暮らしの学生や社会人ならば節約になります。
しかし、オール電化住宅の人が現行の電力会社から新電力会社に乗り換えるのは要注意です。オール電化向けのプランでは時間帯別に料金が設定されており、安い深夜電力を使うことで得をしています。九州地方のごく一部の新電力会社を除くと、新電力会社の大半は均一料金(いわゆる従量電灯)ですので、電力会社を変更するとかえって負担が増えてしまうのです。
また、新電力会社の電気料金プランに注目しがちですが、2016年4月1日から現在の電力会社の料金プランも新しいものに変わり、今までのプランへの新規申し込みが出来なくなります。「やっぱり元のプランに戻したい」と思っても、適用されるのは新しい料金プランです。
電力会社が提供する新プランでは深夜電力料金が値上げされています。現在オール電化住宅に住んでいる人が新電力会社へ変更した後に元の電力会社へ戻ると、かえって支払いが増えてしまいます。
既にオール電化住宅へお住まいの方は現在のプランのまま、また新しくオール電化住宅を建てる方は時間帯別料金が設定されている料金プランがおすすめです。
平成28年度の再生可能エネルギー調達価格が正式発表された日に、再生可能エネルギー発電促進賦課金(以下、再エネ賦課金)の値上げについても発表されました。再エネ賦課金については次回の記事で詳しく取り上げますが、固定買取制度の元で各電力会社が発電事業者から電気を買い取る費用は、一般家庭や企業といった全ての電気使用者が使用量に応じて負担しています。平成28年度の再エネ賦課金は2.25円/kWhとなり、制度が始まった平成25年度の再エネ賦課金(0.35円/kWh)と比較すると約6倍上昇しています。
3月30日の深夜に電力会社10社の電気料金値上げについての報道がされました。再エネ賦課金の上昇分が燃料費の価格下落分でも補えなかったために値上げが発生したのです。
なお、再エネ賦課金は全ての電気使用者が負担するので、新電力の料金プランを選択しても2.25/kWh円が回収されます。
住宅ローンは支払いに終わりがありますが、光熱費は一生付き合います。これからは電気を購入して使うよりも自宅で電気を創って使う方がお得な時代になります。電気料金が値上がりしても電力会社から購入せずに、太陽光発電で家庭内の電力を賄うことが出来れば、生活にかかる負担も減ります。
消費税増税や国民年金の負担増加など、私たちを取り巻く社会状況は常に変化していきますが、長寿命設計の太陽光発電による自家消費と売電収入での生活を提案して少しでも家庭の負担を取り除きます。
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2016年3月18日、資源エネルギー庁から平成28年度の買い取り価格が正式に発表されました。
今年度と比べると10kW未満は2円、10kW以上は3円下がりました。
<調達価格と調達期間>
10kW以上 全量買取案 | ||||
---|---|---|---|---|
出力制御対応機器 設置義務なし | 出力制御対応機器 設置義務あり※ | |||
調達価格 | ||||
調達期間 |
※北海道電力・東北電力・北陸電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力が出力制御対応機器の設置が義務付けられています。
毎年太陽光発電の調達価格を見直していますが、何を基準にしているのでしょうか。
委員会は太陽光発電システムの実勢価格+適正利益を基準にして毎年算定しています。
・【10kW未満の場合】
太陽光の平均システム費用の想定値と実際の平均価格を比較しています。
経済産業省の資料を見ると、太陽光の平均システム費用はFIT制度がスタートした2012年から年々下落しています。全体平均価格は4年前から約14万円/kWも安くなっています。
システム費用が下がったことで、以前と比べて太陽光を導入しやすくなりました。2016年は新築システム費用35.3万円/kWを想定値として採用しました。
・【10kW以上の場合】
10kW以上の太陽光も、システム費用を見直しました。昨年のシステム費用は29.0万円/kWでしたが、今回はシステム費用の想定値として10kW以上全体の上位15%値である25.1万円/kWを採用しました。
※経済産業省が目安としたシステム費用であって、弊社が提供するものとは異なります。ご了承ください。
・【10kW未満の場合】
想定は稼動期間20年間でa.4年に1回以上の定期点検(2万円程度/回)、b.1回以上のパワーコンディショナ交換(20万程度)が一般的な相場です。毎年1kWあたり0.32万円の運転維持費として算定しています。
・【10kW以上の場合】
毎年1kWあたりの中央値は0.6万円、平均値は0.7万円ですが、高額な案件が平均値を引き上げていると判断されたため、中央値を運転維持費として算定しています。
※経済産業省が目安とした運転維持費であって、弊社のシステムを利用する工務店や代理店のものとは異なります。ご了承ください。
・【10kW未満の場合】
対象とする発電設備の実際の発電量が、仮に100%運転を続けた場合に得られる電力量の、何%にあたるかを表す数値です。太陽光発電は他の発電設備と異なり、発電しない時期(悪天候や夜間など)やパワーコンディショナのロスが発生するので、常に搭載キロワット分の発電をするわけではありません。そこで年間の設備利用率を算出して、一つの指標にしています。
年間の設備利用率(%)=年間発電量÷{発電設備全容量×365(日)×24(時間)}×100
10kW未満の設備利用率の中央値は13.7%(平均値は13.8%)に達しており、従来の想定値の12%より大幅に上昇しています。近年ではモジュールやパワーコンディショナの性能がよくなり、設備利用率が高まっています。昔と今とでは同じ容量の太陽光を搭載しても、発電量が増えています。システムにかかる費用は年々下がっていますし、発電量が増えることで調達価格が下がってもお得に生活ができます。
余剰売電比率とは太陽光発電で作った電力のうち、電力会社に売る分(=家庭で使いきれず余った分)の割合を表したものです。平均は69%となっており、10kW未満の太陽光を搭載した場合、発電した量の約7割が電力会社に売られています。
・【10kW以上の場合】
10kW以上の設備全体では、昨年度の13.3%から13.8%へ上昇、1,000kW以上の設備では14.2%から14.6%に上昇しました。設備利用率は平成27年度の想定値14%を維持することになりました。
10kW未満の太陽光発電について、10年間の調達期間終了後の11~20年目の自家消費及び売電の算定も見込んで、20年間での採算性を前提としていました。
従来は家庭用電力料金単価(24円/kWh)を11年目以降の自家消費・売電の便益として設定していましたが、平成27年通年の昼間平均スポット価格が11.95円/kWh、特定電気事業者の回避可能費用の単価が10.72円/kWhということから、調達期間終了後の売電の便益として現時点においては11円/kWh程度を想定しています。
10kW未満の太陽光発電は2019年に余剰電力買取制度の期間が終了する案件が多数発生するため、その時期までに家庭用電気料金の水準を目標にして、中長期的な調達価格を決定しています。
平成28年度の調達価格を適用するには年度末までに「経済産業省による設備認定」と「電力会社と接続契約」が必要です。電力会社との接続契約にかかる期間は1週間~2週間程度ですが、締切日直前は混み合う恐れがありますので、2017年の1月末が最終締め切りだと予想されます。より確実に価格の適用を望むならば、2016年中に手続きを済ませましょう。
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土地を所有していると、毎年固定資産税を支払います。TPP協定の大筋合意を受けて、今後の耕作放棄地の固定資産税は現状の1.8倍に引き上げられる可能性があります。
資産とはお金を生み出すもの、負債とはお金を奪っていくものです。使い道がなく困っている土地がございましたら、ぜひお問い合わせください。
※弊社指定の事業者から購入いたします
エネルギー資源が少ない日本で今注目されているのが、太陽光や風力、バイオマス、太陽熱、地熱など自然の力による再生可能エネルギーです。これらは、エネルギー自給率の向上、地球温暖化対策、さらには将来の産業育成につながると期待されており、平成24年7月から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が始まっています。この制度は、再生可能エネルギーによる電気の買取りを電力会社に義務づけるなど、社会全体で再生可能エネルギーを普及・拡大させるものです。
現代を生きる我々には、将来の世代に天然資産を残すという大切な使命があります。子孫の世代のために資源をきちんと残しておかなくてはなりません。そのためには環境に配慮した社会を築く必要があります。太陽光は再生可能なエネルギーとして貢献します。
SIソーラーでは太陽光発電所の建設をすすめており、事業用地を募集しています。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
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http://www.sisolar.co.jp/2015/09/01/post6074/
家庭用・産業用太陽光発電システムを販売する株式会社SI ソーラー(本社:東京都中央区、代表取締役:石原宏明、以下SI ソーラー)は、世界最大手のパワーコンディショナーメーカーであるSMA Solar Technology AG(本社:ドイツ、以下、SMA)の産業用太陽光発電パワーコンディショナー「SUNNY TRIPOWER 25000TL-JP(サニートライパワー 25kW)」を販売することを発表した。
SUNNY TRIPOWER 25000TL-JP は大規模分散型発電システムに適した設計となっており、複雑な地形で起き易い局地的な発電低下や、天災など外的要因による発電停止範囲を最小限とすることができる。さらに、マルチストリング方式を採用しているため、影による発電低下を最小限に抑えられる特徴がある。非常に高い変換効率98.0%(最大98.7%)をもち、入力電圧範囲が広い(150V-1000V)。設計寿命が20 年と長期であり、メンテナンスの手間を抑えることが可能。
稼働中のノイズが少なく、静寂性に優れているため、工場の屋根、野立てだけでなく、集合住宅、学校、病院の太陽光発電所にも用途は広がる。また、SMA 独自の耐久試験を実施し、優れた温度特性や長寿命を兼ね備えた設計となっている。
高圧から特別高圧発電所用システムの市場をターゲットとして年間1000 台以上の販売を見込でいる。
販売は本年10 月から開始。
商品名:SUNNY TRIPOWER 25000TL-JP(サニートライパワー 25kW)
仕様:3 相4 線式25 キロワット
変換効率:98.0%(最大98.7%)
サイズ:W661mm x H682mm x D264mm
重量:61kg
価格:オープン価格
SI ソーラーについて
株式会社SI ソーラー(本社:東京都中央区)は、家庭用・産業用太陽光発電システムを全国270店以上の販売店を通じて販売している。高出力・低劣化の太陽光発電システムを主力製品とし、住宅用、産業用、大型メガソーラーの受注で業績を伸ばしている。
SMA について
SMA Solar Technology AG(SMA/FWB: S92)は、太陽光発電用パワーコンディショナを世界21か国で事業を展開しているグローバルマーケットリーダー。2014年度(1 月 – 12 月)の売上予想はSMA グループで800 百万ユーロ。本社はドイツ、カッセル近郊のニーステタールにあり従業員数は全世界で約4,500 名。SMA 製品は、系統接続のあらゆる太陽電池モジュールおよび発電システムに対応し、住宅用、産業用、メガソーラー用、オフグリッド用のパワーコンディショナーを提供」。2008 年にフランクフルト証券取引所のPrime Standard に上場しTecDAX 指数にも含まれる。
会社名 株式会社SI ソーラー
電話番号/03-5642-3733
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